FLEX-L ラインスキャンカメラ検査ステージ　取扱い例

画像処理専用のプラットフォーム。アルミフレームのスタンド、アームで構成され、角度調整機構、サイズ違い、形状違いのカメラ、照明を1シャーシで取付、固定、即座に取り換えができます。Python、OpenCV、MATLAB、WIL、Halconなどや画像処理ソフトの開発、テスト、検査を的確に速やかに行えるカメラスタンドです。

画像処理用の角度可変機構、形状多種なカメラ・照明を耐荷重強度を持った強固な固定ができ、テストから立会デモ、生産設備設置まで行えるラインスキャンカメラ専用のステージ(カメラスタンド)です

取扱例

カメラ固定フレームのカメラ取付例、動き、設置

キーエンス(Keyence)、オムロン(OMRON)、NED、JAI、竹中、テレダイン(Teledyne)、バスラー(Basler)などのラインスキャンカメラを1つのシャーシで固定できます。

キーエンス、オムロン、NED、JAI、竹中、Teledyne、BaslerなどのGigE、CameraLink、CorXPressカメラを画像処理、欠陥検査のテスト、検査、開発で必要になる角度調整、可変機構を搭載

ラインスキャンカメラを治具、アーム、スタンド、ブラケット、アングルなどを使用することなく、ミスミ、SUSと互換のあるアルミフレームへ固定できるカメラ固定シャーシです。

リンクス、キャノンIT、松電舎などの産業用カメラを固定することもできます。ゴニオステージを使うことなく画像処理、画像解析、外観検査、欠陥検査専用の角度調整、可変が可能。アルミフレームのアーム、スタンドに取付、固定できます。

側面へは小型CSマウント型や三脚1/4UNC穴サイズおよび、側面固定タイプのカメラが固定できます。
可変レバー式は、レンズマウント側面にM3またはM4固定ネジを持つ工業用カメラが固定(クランプ)できます。レバーは自由にスライド移動でき、固定ネジ位置の異なるカメラに適用します。レバーを半回転することでM3/M4適用穴を使い分けることができます。

カメラ固定シャーシの角度可変、動きを示すGif動画。ゴニオステージを使うことなく、XYZの角度調整、可変、固定が行えます。ミスミ、SUSと互換性のあるアルミフレームのカメラアームに固定します。

カメラ側で角度調整、可変を行いたくなる画像処理専用の角度調整機構を備えます。
・画角上下
・画角左右
・画角回転
・WD上下
センサー素子をできる限り重心とした角度の調整機構、制振考慮。
ネジ固定による確実な角度保持が行えます。

照明固定フレームの照明など機材取付例、動き、設置移動

CCS(シーシーエス)、アイテック、キーエンス(Keyence)、コアテック、レイマックなどのライン照明、LED照明、ハロゲン照明を1つのシャーシで固定できます。

CCS、アイテック、キーエンス、コアテック、レイマックなどの照明、および、エドモンドの機器、光学部品、反射板などのクランプ、治具アーム、スタンドとしても使えます。画像処理、欠陥検査のテスト、検査、開発で必要になる角度調整、可変機構を搭載

ラインスキャンカメラ、ラインセンサーカメラで使用するライン照明を治具、アーム、スタンド、ブラケット、アングルなどを使用することなく、ミスミ、SUSと互換のあるアルミフレームへ固定できる照明固定シャーシです。

反射照明のみでなく、外観検査、欠陥検査で応用する、透過照明にも対応。アルミフレームのベース盤、ステージにも取付、固定できます。透過照明設置でも、調整機構、角度調整が機能します。

照明の幅に合わせて左右スライドして自由に固定穴ピッチを決めることができ、小幅のライン照明からナットレールの本機幅を超える長尺なライン照明まで1台で固定できます。任意ブラケットを追加することでさらに自在固定。
柱の応用や追加で思い通りの位置への照明設置。反射板や投影スクリーン設置などの機材固定(クランプ)でも角度調整機構が便利です。
ベース盤への固定は、左右搬送方向設置も奥手前搬送方向設置もどちら向きでも固定できます。

照明固定シャーシの角度可変、動きを示すGif動画。ゴニオステージを使うことなく、XYZの角度調整、可変、固定が行えます。ミスミ、SUSと互換性のあるアルミフレームの照明アームに固定します。

角度調整は狭い場所への取付で不便になる両側面からの操作では無く、一方向からレンチ操作ができます。角度調整ネジを取外し、組み替えることで、操作面を反対面に変更することができます。

合わせ穴が90°ごと用意してあります。M4用六角レンチ、丸棒などで正角の荒出しが手早く行えます。

主柱傾斜ベースの動き、設置移動

主柱傾斜ベースの角度可変、動きを示すGif動画。ゴニオステージを使うことなく、XYZの角度調整、可変、固定が行えます。ミスミ、SUSと互換性のあるアルミフレームのベース盤、カメラアーム、照明アームを角度可変します。

主柱傾斜ベースは、ベース盤のどの位置、どの向きにも設置、移設、移動可能です。ワーク、テスト、検査の方法や、反射照明や透過照明などの光学条件、欠陥検査に合わせて即座に位置移動、変更できます。

ベース盤固定レールのどちらの向きにも取付きます。

設置面板厚(鉄材)t9mm。ベース盤への固定8カ所、主柱への固定6か所で強固にネジ固定できます。

副柱可動ベースの動き、設置移動

副柱可動ベースの可変、動きを示すGif動画。ゴニオステージを使うことなく、XYZの調整、可変、固定が行えます。ミスミ、SUSと互換性のあるアルミフレームの主柱と、照明アームをXY独立して可変します。

ミスミ、SUSと互換性のあるアルミフレームをXY固定できます。治具や汎用スタンド、クランプ、アームなどの不安定なブラケットではなく、エドモンドなどの機材の可変を確実に行えます。

X側柱Y側柱それぞれ少しゆるめる状態にすることで必要な柱側のみをスライド移動することができます。
固定ネジを抜いてしまえば副柱可動ベースを他の場所へ移設することもできます。

搬送機構、ステーションの追加

ベース盤、ステージ、アーム、フレームには、固定溝、レールが搭載され、ミスミなどのブラケットやアングル、治具、金具などの加工部品、エドモンドなどの光学部品、キーエンスやオムロンのセンサーなどを固定することができます。

アルミフレームのレール溝には、ミスミと互換のある、後入れナットを使用でき、ブラケットやスタンド、アームやクランプなどのさまざまなテスト部材、検査機器、メカ機構を固定設置できます。

レール溝に“挿抜ナット”[NT(B)-M6,M5,M4,M3]を使用することで、増設柱や搬送ステーション、センサー、治具、クランプ、追加アルミフレームなど自由な位置に増設、固定することができます。

並行面出し、移動操作

カメラ固定、照明固定、副柱可動ベースは、平行出しが行える面を持ち、角度調整、可変、固定時に平行や水平を簡単に出すことができます。繰返しテストや、解析、試験の時に即座に位置出しができます。

アルミフレームへのカメラ固定面、照明固定面、主柱傾斜ベース固定面、副柱可動ベース固定面には滑走性を良くする特殊シート加工が施されています。欠陥検査へのテスト、試験、開発での微少の操作を可能にします。

すべての機能パーツの設置面は、基準面と揃い面を持ち、角材やスチール定規で面出しが行えるようになっています。

それぞれの可動部へは特殊シート加工が施されています。

F-ONEモデルのレバー箇所、レバー操作

カメラ固定。レバー操作が行えるF-ONEモデル。ゴニオステージの様なイージー操作が可能です。コグネックス、JAI、NED、竹中、キーエンス、Basler、TeledyneのGigE、CameraLink、CoaXPressカメラを固定できます。

F-ONEモデルは、カメラ柱をレバー操作、固定が行えます。欠陥検査、画像処理、外観検査、画像解析、ライブラリ、ソフト開発で頻繁に操作するWD(ワークディスタンス)の操作を即座に行えます。

照明固定。角度調整、可変、および、アルミフレームとの移動調整がレバー操作で行えます。アイテック、キーエンス、CCS、コアテックなどの照明はもとより、エドモンドやミスミの光学部品や反射板などの部材、オムロンやキーエンスのセンサーの角度調整、固定も可能です。

XY操作できる副柱稼働ベースもレバー操作ですみやかに移動、可変できます。アルミフレームを介して、アーム、ブラケット、治具、アングルやクランプ、金具をXY操作することもできます。

F-ONEモデルは、主柱の傾斜、位置移動をレバーとツマミの操作で行えます。Python、OpenCV、MATLAB、WIL、Halconなどのライブラリテスト、欠陥検査、画像処理、外観検査、画像解析、ソフト開発の変化角での操作を即座に行えます。

操作：
①準備　調整機構部のネジを可動できる最小(こすり動く程度)に緩めます。
②可変運用　レバーのみで緩め/締込操作で可変運用が行えます。
③位置確定　レバーをしっかり締込み。続いて、最小に緩めて置いたネジをしっかり締込ます。
・操作動画がページ下部にあります

搬送

[FLEX-L7560シリーズ] 接地面から主柱TOPまでの長さ：847mm
[FLEX-L6048シリーズ] 接地面から主柱TOPまでの長さ：747mm
・トヨタプロボックス荷室高さ：935mm
・日産 ADバン荷室高さ　：940mm
・ホンダフィット荷室高さ　：860mm, 入口天地770mm
・スズキエブリイ(軽自動車)荷台サイズ：高さ1060x奥行770mm